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2月のピックアップ公演

今年の冬はひときわ寒さが厳しいような…。早く暖かくなーれ。ということで、早春の季節の公演ラインナップです。


――<文楽>――――――――――
★昼夜通しで心中特集!?
府中文楽 桂川連理柵/曽根崎心中
日時:3月10日(土)昼の部13:30開演/夜の部18:00開演
場所:府中の森芸術劇場
料金:4,000円
詳細

文楽は国立劇場や国立文楽劇場での本公演の合間に地方公演があります。こちらはその地方公演。本公演より上演時間が短くきゅっとしていて、この長さがわりとちょうどいい感じなのです。今回は昼の部も夜の部も心中もの。昼夜どちらかだけでもいいけれど、両方見るのもまたよし。開演は午後からなのでゆっくりと支度をして家を出て、文楽。昼の部と夜の部の間は1時間以上あるので、ゆっくりと食事でもして、また文楽。ゆるゆると一日文楽漬け。是非一度お試しあれ。

 

――<コラボ>――――――――――
★オペラ×能狂言×文楽?!時代もジャンルも超えた不思議な舞台
狂言風オペラ フィガロの結婚 モーツァルト・管楽八重奏版
日時:3月19日(月)、20日(火)
場所:観世能楽堂
料金:SS席13,000円、S席10,000円、A席8,000円、B席6,000円
詳細

狂言風オペラは、「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」「フィガロの結婚」などモーツァルトの作品を狂言風に愉快にアレンジしたもの。15周年を迎える今年は、これまでの狂言風オペラに新たに能と文楽が加わったそうです。伝統芸能はえてして「混ぜるな危険!」。それを、時代もジャンルも国も超えてこんなに混ぜて大丈夫?どうなるのかまったくもって想像がつきませんが、「人形はどんな音楽にも合わせられるし、なんでもできる」とは文楽人形遣い・桐竹勘十郎さんの言葉。その言葉にすがって、この伝統芸能の坩堝をそっと覗いてみたい・・・。

 

 

――<日本舞踊>―――――――
★瑞々しい若手の舞台から伝統芸能の魅力に迫る
シリーズ舞台芸術としての伝統芸能vol.1「一居一道」
日時:2月20日(火)19:00開演
場所:ロームシアター京都サウスホール
料金:全席指定 一般 5,000円、25歳以下 4,000円
詳細

昨年末、顔見世興行で賑わったロームシアター京都で、新しい伝統芸能公演が始まります。スーパーバイザーは日本舞踊家・振付家・演出家として活躍する尾上流家元の尾上菊之丞さん。それだけでもどんな切り口で見せてくださるのか期待が高まりますが、第1回の出演者がまた良いんです。能楽・金剛流若宗家の金剛龍謹さん、京舞の井上安寿子さん、日本舞踊・吾妻流家元の吾妻徳陽さん(=中村壱太郎さん)。共に20代後半でこれからが大いに注目される魅力的な若手3人。瑞々しい彼らの舞台も、上演後に菊之丞さんを交えて行われるディスカッションも楽しみです。伝統の息づく京都に新しく生まれ変わった劇場と、そこで始まる新しい試み。丁寧に軽やかに、受け継がれていく芸の魅力と今この時代の躍動感が伝わる舞台になることを願って。

 

――<長唄>―――――――

紹介しようと思っていた公演が、もうほぼ売り切れで、絶望しております。伝統芸能業界は、にわかに活況を呈している反面、公演数が少ない上に客席数も少なく、近年、人気公演はチケット争奪戦が激しさを増してますよ。世知辛い世の中。早く、「あぁ!あれも行きたい、これも行きたい。選びきれない~!!」という時代が来ないかな・・・。
ご参考までに、紹介だけしておきます。古典は、曲自体の良し悪しもさることながら、演者の力量と個性でその味わいが大きく左右されてしまうもの。ぜひ、演奏家の固有名詞を覚えていって、これからアンテナ立ててください!

★数席は残ってるかも!?
紀尾井 江戸 邦楽の風景 -娘道成寺の世界-
日時:3月6日(火) 開演:18時30分
場所:紀尾井小ホール
料金:全席指定(税込) 4,000円
詳細

長唄の唄方でいうと、トップスター杵屋勝四郎さんの後ろに続いているのが、杵屋利光さん、今藤長一郎さん、杵屋巳津也さんじゃないかしら。とくに巳津也さんは最近脂が乗ってきている風合い(当社比)。この公演は、その巳津也さんと、歌舞伎の舞台を中心に活躍する三味線方の杵屋巳太郎さんのコンビで、名曲「京鹿子娘道成寺」!これは聴きたい!歌舞伎で演奏する方々は、演奏スタイルが華やかで、ええわね。「手習子」もかわいらしく楽しい曲。こちらは女流トップランナーの杵屋秀子さんと、おなじみ今藤政子さん。そしてもう1曲「百千鳥娘道成寺」は、曲は知らないのですが、不動の杵屋勝四郎さんと、三味線ロックな杵屋勝国さん。

★エース揃い踏み
ゆう志の会 長唄特別公演
日時:3月24日(土) 開演:14時
場所:紀尾井小ホール
料金:4,000円
詳細

はぁ~、これ行きたかった~!人気曲揃いに、エース揃い。特に、「越後獅子」という曲は、ここんの「お稽古の時間」企画で、長唄三味線を習った時に我々が習得した曲。曲自体がめちゃ楽しい上に、唄が上述の杵屋利光さん、三味線がキレッキレの稀音家祐介さん。「勧進帳」も力強く、曲中の疾走する合方(三味線と囃子だけの部分)がたまらない曲。唄が、再登場・杵屋巳津也さん、三味線がこれまたエースの今藤長龍郎さん、上調子(三味線の副旋律)を、若手の1番株(当社比)杵屋勝十朗さん。残り2曲も、ご多分に漏れず。3回公演ぐらいにしてくれたらいいのにーー!

 

――<雅楽>―――――――
★「大変貴重な機会」に一票
3月雅楽公演「国風歌舞」
日時:3月3日(土)13:00/16:00開演
場所:国立劇場小劇場
料金:全席指定4800円
詳細

正直よく知りませんが、チラシを見ると「古代日本の面影を色濃く残した歌と舞」らしく、どうやらいつもの雅楽とはちょっと違うっぽい。日本書紀や古事記に基づいているようで、皇室にかかわりが深く、宮内庁式部職楽部が出演すると。宮内庁が国立に出てくることも珍しいと思うし、この国風歌舞も一般公開はほとんどないんだそう。とりあえず、見とかねば!「日本古来の歌舞の魅力」って、素朴なのかな。宇宙っぽいのかな。中国の影響が少ない雅楽ということであれば、そりゃ見てみたい。

 

――<演芸>――――――――――
★大名跡復活!ゲストはおなじみ笑点メンバーの木久扇、円楽。
三遊亭小円歌改メ二代立花家橘之助襲名披露興行
日時:2月1日(木)18:30開演
場所:春日文京シビックホール
料金:3500円(全席指定)
詳細

★季節にちなんだ噺が聴けるかも?
節分四景 金馬、市馬、小のぶ、春輔
日時:2月3日(土)18:45開演
場所:人形町・日本橋社会教育会館
料金:3500円(全席指定)
詳細

★サブタイトルが「冬の力士と夜這いと泥棒と」。何の噺が出るかお楽しみ。
柳家小さん独演会「小さんひとり千一夜冬編」
日時:2月3日(土)19:00開演
場所:渋谷・大和田伝承ホール
料金:3000円(全席指定)
詳細

★去年秋に真打昇進し、あちこちで独演会が開催されているこみち師匠。ゲストは一龍斎貞寿。
柳亭こみち真打昇進披露公演
日時:2月24日(土)13:00開演
場所:横浜にぎわい座
料金:3000円(全席指定)
詳細

★街のあちこちが寄席に早変わりする10日間。若手中心で会場も木戸銭もいろいろ。スタンプラリー的に巡回する楽しみがあり。
第8回 高円寺演芸まつり
日時:2月9日(金)~2月18日(日)
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